SlackのWindowsアプリが白くて目が疲れるので,黒くするお話.
SlackのWindowsアプリはElectron製で,jsで書かれているので簡単に中身を弄れる.
下記の内容の利用は自己責任でお願いします.
app.asarを展開
今回はBoW上で作業した.
まず,
Ubuntuに最新のNode.jsを難なくインストールする - Qiita
を参考にBoW上にnodejsをインストール.
npmを消す前に apt-get install node-gyp
でnode-gypもインストール.
そして,asarを展開(バージョンは環境に合わせて読み替えること).
npm install -g asar cd %LOCALAPPDATA%/slack/app-2.3.3/resources asar e app.asar app.extract
ロード時にcssを適用
Webviewが読まれるタイミングで,好きなcssをinjectionする.
アプリ版も,中身のhtmlはweb版とほとんど変わらないので,web版と同じuserstyleを適用できる.
Slackでは,Webviewのpreloadで\src\static\ssb-interop.js
を読みに行ってるので,このファイルの末尾に次のように追記する.
onload = function(){ $.ajax({ url: "https://cdn.rawgit.com/laCour/slack-night-mode/master/css/raw/black.css", success: function(css) { $("<style></style>").appendTo("head").html(css); } }); }
app.asarをパッキング
編集したファイルをパッキングして,app.asarを上書きする.
asar p app.extract app.asar
サイドバーの色も揃える
このままでは,サイドバーだけ元の色のままなので,Preferencesからサイドバーの色も調節する.
#363636,#2A2A2A,#222222,#FFFFFF,#4A5664,#FFFFFF,#94E864,#bf360c
完成
これで,黒くて目に優しいSlackの出来上がり.
※Slackのバージョンアップの度に同じ操作を適用する必要あり.
公式で黒テーマ提供してくれれば良いのだが….