SlackからLINEを使う
はじめに
LINEが使いにくいので普段は使ってないのですが,その場合LINEで形成されてしまったコミュニティの情報にアクセスすることができなくなってしまいます.
そこで,SlackのチャンネルとLINEのグループなどとの間でメッセージを相互にやり取りするツールを作成し公開しました.
コレを使うことによって,Slackを使っている人はSlackのチャンネルに,LINEを使っている人はLINEのグループなどにそれぞれメッセージを投稿することで,もう片方のプラットフォームを利用していない場合でも相互にコミュニケーションを図ることが可能になります.
仕組み
仕組みは単純で,上の図のようにSlack側はIncoming/Outgoing Webhooksを,LINE側はMessaging APIを利用してそれぞれのメッセージを相互に転送することで実現しています.
スクリーンショット
Slack側
LINE側
実際に利用している際のスクリーンショットは上のような感じで,お互いにプラットフォームの違いを意識することなくシームレスに利用することが可能です.
(アイコンやスタンプに対応していなかったりはしますが.)
おわりに
実はモノ自体はかなり前から出来ていてずっと使っていたのですが,急いで実装したので他のサービスに相乗りしていたうえに,IDなどがコード中にベタ書きというひどい状態でした.
公開したものは,今後ちょっと使用機会が増えそうだったので,関連付けを拡張しやすいように一から作り直したものです.ちょうど自宅サーバを移行してたり .NET Core 3.0 が出てたので触ってみたかったりというのもあります.
おまけでDockerにも対応してみました.ちょうどGitHub Package Registryもリリースされたので試しに置いてみたのですが,どうもパブリックリポジトリにも関わらずpullするにはGitHubアカウントでの認証が必要なんですね.Actionsとかから使う分には問題ないんでしょうけど,一般に公開する用途だと普通にDocker Hubに置くのが良さそうだなーという気がします.この辺ひょっとしたら自分の理解不足で実はどっかから認証外したりできるのかもしれませんが.
というわけで,SlackからLINEを使うツールでした.